【2026-2027最新版】環境・エネルギー・GX業界の展示会完全ガイド!種類・2026-2027年開催スケジュール・出展を成功させる4つのポイント
「脱炭素の商材を扱っているが、どの展示会に出せばよいか判断できない」「スマートエネルギーWeekと脱炭素経営 EXPO、自社に合うのはどちらか比較したい」「名刺は集まるのに商談化しない」。こうした課題を抱えていませんか。
2050年カーボンニュートラルという目標に向けて、企業の脱炭素投資は経営課題そのものになりました。CO2排出量の可視化、再生可能エネルギーの調達、工場の省エネ、資源循環。いずれの領域でも、発注側は「何を導入すべきか」を探しています。その検討が集中する場が展示会です。環境・エネルギー・GX分野の展示会には、経営者、経営企画、サステナビリティ推進部門、工場長といった、通常の新規開拓では接触しにくい層が課題を持って来場します。
一方で、この分野の展示会は数が多く、名称の変更や会期の移動も続いています。前年と同じ感覚で予算とスケジュールを組むと、出展機会そのものを逃しかねません。
本記事では、環境・エネルギー・GX業界の展示会を5つの類型に整理し、2026年下半期から2027年前半までの開催スケジュール、出展メリット、成果につなげる実践ポイントまでを解説します。リアル開催の総合展・専門展から、ライブ配信を組み合わせたハイブリッド施策、動画コンテンツによる継続的なリード獲得まで網羅しました。読み終えたとき、自社が次に出展すべき展示会を2〜3件に絞り込める状態を目指します。
目次
環境・エネルギー・GX業界の展示会のよくある質問【5問5答】
環境・エネルギー・GX分野の展示会や動画配信のご相談をお受けする中で、特に多くいただく質問があります。まず1問1答でお答えし、そのうえで「環境・エネルギー・GX × 展示会」という切り口で詳しくご案内します。
Q1. 出展費用の相場はどのくらいですか?
主催者と展示会によって異なります。料金を公開している例では、2027NEW環境展・地球温暖化防止展の屋内出展料が1〜9小間で1小間あたり350,000円(税抜)、10小間以上で1小間あたり297,000円(税抜)です。ENEX2027は1小間(9㎡)あたり一般418,000円(税込)です。一方でRX Japan主催展など料金表を非公開としている展示会も多く、公式サイトの出展資料請求で個別に確認する必要があります。予算を組む際は出展料だけでなく、ブース装飾、什器、輸送、人件費、販促物、配信費用を含めた総額で見積もってください。
Q2. 初めての出展です。何から始めればよいですか?
①目的とKPI(有効リード数、商談化件数など)を1つに絞る、②目的に合う展示会を選定する、③予算と準備期間(通常3〜6ヶ月)を確保する、④ブース設計・デモ・配信の準備を進める、⑤会期後のフォロー導線を先に決める、という順で進めます。いきなり大規模な総合展に出るより、商材テーマと近い専門展から始めるほうが失敗しにくく、次回の判断材料も得られます。
Q3. 環境・エネルギー・GX分野で規模の大きい展示会はどれですか?
新エネルギー分野ではスマートエネルギーWeekが世界最大級です。公式サイトでは、東京・大阪での年3回の開催を合わせて「年間2300社、13.4万人が来場」と紹介されています。環境・資源循環分野ではNEW環境展・地球温暖化防止展が大規模で、2027年は屋内2,200小間、屋外150小間を予定しています。
Q4. BtoBの商談獲得に向くのはどの展示会ですか?
来場者の目的が絞られている専門展です。脱炭素経営 EXPOには経営者、経営企画、ESG・サステナビリティ推進部門が来場し、ENEXには工場長や設備管理の担当者が来場します。決裁に近い層と会えるため、名刺の総量では総合展に劣っても、1件あたりの商談化率は高くなりやすい傾向があります。
Q5. オンライン・ハイブリッド配信は環境・エネルギー分野でも効果がありますか?
効果があります。ブースセミナーのライブ配信、技術解説のアーカイブ配信、遠方の事業者や自治体に向けたオンライン商談によって、会場の外へリーチを広げられます。配信映像は営業資料、サイト、広告に二次活用でき、会期3日間の投資を年間のリード獲得資産に変えられます。
環境・エネルギー・GX業界の展示会とは?全体像と2つの開催形式
環境・エネルギー・GX業界の展示会とは、再生可能エネルギー設備、省エネ機器、CO2排出量の可視化サービス、資源循環技術、環境インフラなどを扱う企業が、新規リードの獲得と商談機会の創出を目的に出展する見本市の総称です。
扱う領域が広いぶん、展示会の性格も分かれます。水素や洋上風力といった技術そのものを見せる総合展、企業の脱炭素経営を支援するサービスの商談展、工場の省エネ設備を扱う課題解決展、廃棄物処理の実機を動かす大規模展。それぞれ来場者層が異なるため、「環境の展示会」とひとくくりにして選ぶと成果が出ません。
まずは全体像を整理するため、開催形式を「リアル開催」と「オンライン・ハイブリッド開催」の2軸で見ていきます。

①リアル開催の展示会(総合展・専門展・商談展)
リアル開催とは、展示会場に来場者を集めて実施する形式です。この分野で対面が効く理由は、GX商材の導入判断に技術的な説明と信頼構築が欠かせないからです。
たとえばCO2排出量の算定サービスであれば、どのスコープまで対応するのか、既存の基幹システムとどう連携するのかを、担当者の状況を聞きながら説明する必要があります。省エネ設備であれば、実機の大きさや運転音、設置条件を見てもらったほうが早い。カタログやWebサイトでは前に進まない検討が、ブースでの15分の対話で一気に具体化することは珍しくありません。
一方で、出展費用は1小間あたり数十万円から、装飾や運営費を含めれば総額はさらに膨らみます。準備期間も通常3〜6ヶ月が必要です。出展を決めたら早期に社内でチームを立ち上げ、ブース設計、デモ準備、集客施策、当日の商談オペレーションを並行で進めることが条件になります。
②オンライン・ハイブリッド開催の展示会
オンライン開催は、場所と時間の制約を受けずに参加できる形式です。環境・エネルギー分野は事業所が地方に分散しているケースが多く、本社の推進部門と現場の設備担当が別々の場所にいることも一般的です。会場に来られるのは片方だけ、という状況はよく起こります。
ここでハイブリッド運用が効きます。会期中のブースセミナーをライブ配信すれば、来場できなかった担当者にも同じ内容が届きます。視聴の事前登録はそのままリード情報になり、当日ブースに来た人と合わせて一つのリストとして管理できます。
さらに、配信した映像はアーカイブとして残せます。検討が長期化しやすいGX商材では、この「あとから見返せる状態」が効きます。社内稟議を通す際に、担当者が上長に共有できる素材になるからです。
環境・エネルギー・GX業界で押さえるべき5つの展示会の種類
まず、環境・エネルギー・GX業界の主要な展示会・イベント形式を一覧で比較します。各形式の詳細は、この後の項目で解説します。
| 展示会・イベント形式 | 出展料(主催者が公表しているもの) | 準備期間 | 主に獲得できるリード | 向いている目的 |
|---|---|---|---|---|
| ①新エネルギー総合展(スマートエネルギーWeek等) | 主催のRX Japanは出展料を公表しておらず、資料請求・個別見積り制 | 3〜6か月 | エネルギー事業者、プラント、商社、自治体など幅広い層 | 新規リード獲得、認知拡大 |
| ②脱炭素経営・サステナブル経営の商談展(脱炭素経営 EXPO等) | サステナブル経営WEEKは料金非公表。資料請求・個別見積り制 | 3〜6か月 | 経営者、経営企画、ESG・サステナビリティ推進部門 | 商談化、経営層への提案 |
| ③省エネ・エネルギーマネジメント総合展(ENEX等) | ENEX2027は1小間(9㎡)あたり一般418,000円(税込)。独立行政法人・公的機関等319,000円、大学・研究室209,000円 | 3〜6か月 | 製造業の工場長、設備管理、生産管理 | 設備導入の商談、既存顧客の深耕 |
| ④環境・資源循環の総合展(NEW環境展、地球温暖化防止展等) | 2027NEW環境展は屋内1〜9小間が1小間350,000円(税抜)、10小間以上が297,000円(税抜)。屋外は9㎡以上で1㎡25,000円(税抜) | 4〜6か月 | 廃棄物処理業者、自治体、環境インフラ関連 | 実機の訴求、処理業者との商談 |
| ⑤サステナビリティ発信型イベント(BEYOND SDGs エコプロ等) | BEYOND SDGs エコプロは料金非公表。出展案内の請求で個別に確認 | 3〜6か月 | 企業のサステナビリティ担当、生活者、学生 | ブランディング、採用広報 |
※金額はいずれも主催者が公表している出展料(小間料)で、2027NEW環境展・地球温暖化防止展の出展案内に基づく税抜価格です。装飾・什器・輸送・人件費・配信費は別途かかります。料金を公表していない展示会は資料請求・個別見積り制です。申込時期・会員区分・小間数で変動するため、最新の料金は各公式サイトの出展資料でご確認ください。
①新エネルギー総合展(スマートエネルギーWeek等)
水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッド、洋上風力、バイオマス発電、CCUSなどを横断的に扱う総合展です。代表例はスマートエネルギーWeekで、東京と大阪で年3回開催されています。
特徴は来場者の幅の広さです。エネルギー事業者、プラントメーカー、商社、金融、自治体まで含まれるため、まだ市場が固まっていない技術の認知を広げたい場合に向きます。一方、来場者の課題が分散するため、名刺の枚数は増えても商談化率は下がりやすい。獲得したリードをどう仕分けるかを事前に決めておく必要があります。
②脱炭素経営・サステナブル経営の商談展(脱炭素経営 EXPO等)
GHG排出量の可視化ツール、コーポレートPPA、ゼロカーボンコンサルティング、サプライチェーンマネジメントなど、企業の脱炭素経営を支えるサービスの専門展です。
この形式の価値は来場者の役職にあります。経営者、経営企画、ESG・サステナビリティ推進部門が主な来場層で、投資判断に関わる立場の人と直接話せます。なお、従来のGX経営WEEKは2025年5月にサステナブル経営WEEKへ名称が変更され、脱炭素経営 EXPO とサーキュラー・エコノミー EXPO を構成展とし、特別企画として SCM -サプライチェーンマネジメント- ワールド を加えた形に再編されています。過去の資料で展示会名を探すときは注意してください。
③省エネ・エネルギーマネジメント総合展(ENEX等)
工場や施設の省エネ、エネルギーマネジメント、熱対策を扱う総合展です。ENEXは省エネルギーセンターなどが主催し、再生可能エネルギー世界展示会、Offshore Tech Japan、InterAquaと合わせてエネルギーイノベーション総合展として開催されます。
来場者は製造業の工場長、設備管理、生産管理といった導入現場の担当者が中心です。「今期中に電力使用量を何パーセント下げたい」という具体的な数値目標を持って来る層なので、削減効果と投資回収年数を示せる商材であれば商談が早く進みます。
④環境・資源循環の総合展(NEW環境展・地球温暖化防止展等)
廃棄物処理、リサイクル、水処理、環境インフラなどを扱う大規模展です。NEW環境展は屋外実演会場を持ち、破砕機や選別機といった実機を稼働させて見せられる点が他の展示会にない特徴になっています。
主な来場層は廃棄物処理業者、自治体、環境インフラ関連の事業者です。改正資源有効利用促進法をはじめとする制度の動きが検討を後押しするため、制度改正の前後は特に来場者の関心が高まります。
⑤サステナビリティ発信型の総合イベント(BEYOND SDGs エコプロ等)
企業のサステナビリティ活動そのものを発信する場です。エコプロは2026年からBEYOND SDGs エコプロへリニューアルし、エコプロEARTH、エコプロSOCIAL、エコプロWELL、サーキュラーパートナーシップEXPO、日経健康経営・ロンジェビティEXPOの5展で構成されます。
BtoBの商談に加えて、生活者や学生も来場します。したがって評価軸を商談件数だけに置くと成果が見えません。企業姿勢の発信、メディア露出、採用広報といった目的を併せ持たせる前提で出展を設計してください。
【2026〜2027年】環境・エネルギー・GX業界が注目すべき主要展示会
2026年下半期から2027年前半にかけて開催される主要展示会を紹介します。この期間は会場の改修や展示会名の変更が重なっており、例年どおりの時期に開催されない展示会があります。会期と会場は各公式サイトで最終確認してください。

①スマートエネルギーWeek/サステナブル経営WEEK
東京と大阪で年3回開催されます。2026年9月9日〜11日が幕張メッセ、2026年11月18日〜20日がインテックス大阪、2027年3月24日〜26日が東京ビッグサイトです。
このうち春展(2027年3月)が世界最大規模とされており、H2 & FC EXPO、脱炭素経営 EXPO、サーキュラー・エコノミー EXPOなどが同時開催されます。熱エネルギーに特化した【国際】熱エネルギー展 -I-TEX JAPAN- は2026年秋展(幕張メッセ)で初開催され、関西展でも開催されます。産業分野の熱利用を扱う企業には新しい選択肢になります。
②エネルギーイノベーション総合展(ENEX2027ほか)
2026年12月16日〜18日、東京ビッグサイト西1・2ホール、アトリウム、会議棟で開催されます。ENEX2027、第21回再生可能エネルギー世界展示会、Offshore Tech Japan 2027、InterAqua 2027の4展構成です。
注意すべきは会期の移動です。この展示会は例年1月から2月に開催されてきました。主催者の出展要項では、東京ビッグサイトが大規模改修を実施しており、それに伴う利用制限のため2026年度は会期を早めて開催すると説明されています。前年の予定を前提に準備を進めていると、出展申込の締切に間に合いません。
③NEW環境展・BEYOND SDGs エコプロ・製造業カーボンニュートラル展
2027NEW環境展/2027地球温暖化防止展は、2027年5月26日〜28日、東京ビッグサイト東1〜6ホールおよび屋外実演会場で開催されます。屋内2,200小間、屋外150小間を予定しており、この分野では最大級の規模です。
BEYOND SDGs エコプロは2026年12月2日〜4日、東京ビッグサイト東ホール。製造業カーボンニュートラル展は、ファクトリーイノベーション Weekの構成展として2027年2月17日〜19日に東京ビッグサイト、2027年5月12日〜14日にインテックス大阪で開催されます。工場の脱炭素を扱う商材であれば、東京と大阪の両方で年2回の接点を持てます。
環境・エネルギー・GX業界が展示会に出展する3大メリット
マーケティング成果の大きい順に、3つのメリットを整理します。

①脱炭素の意思決定層に直接会える
脱炭素関連の投資判断は、現場の担当者だけでは完結しません。経営層と推進部門が握っています。この層は日常の営業活動ではアポイントが取りにくく、問い合わせフォームからのアプローチも届きにくい相手です。
専門展には、その層が自分の課題を持って歩いて来ます。しかも「情報収集のために時間を確保して来場している」状態なので、話を聞く姿勢ができています。名刺交換から商談までの距離が、他のチャネルに比べて明確に短くなります。
②技術と実績を可視化して信頼を獲得できる
GX商材は効果が数字で見えにくく、導入の判断が長期化しやすい領域です。「削減できます」という言葉だけでは、稟議は通りません。
展示会では、実機のデモ、導入事例のパネル、会期中の講演を組み合わせて、実証性を短時間で示せます。特に同業他社での導入実績を提示できると、来場者は自社に置き換えて考えられるようになります。カタログを渡すだけでは生まれない納得が、ブースの15分で成立します。
③制度改正と補助金のタイミングに合わせて需要を捉えられる
この分野の需要は制度に連動します。2025年5月に成立し2026年4月に施行されたGX推進法・資源有効利用促進法の改正(排出量取引制度の義務化、再生資源の利用目標と定期報告義務の導入)、各種の補助金公募。こうした動きがあると、企業側の検討が一斉に立ち上がります。
展示会はその検討が具体化する時期に、集中的に接点を持てる場です。制度の変化に合わせて出展計画を組めば、同じ出展費用でも獲得できるリードの質が変わります。
【目的別】環境・エネルギー・GX業界に最適な展示会の選び方4パターン
「何を達成したいか」を起点に、4つの目的別に最適なパターンを整理します。

①新規リード獲得重視 → 新エネルギー総合展・大規模環境展
リードの総量を増やしたい場合は、来場者数の多い総合展が最短です。ただし名刺の枚数が増えるほど温度感は分散します。当日その場で「今期検討」「情報収集」「参考程度」を仕分ける運用を用意しないと、会期後のフォローが機能しません。事前アポイントの獲得と、当日のヒアリング項目の統一をセットで設計してください。
②商談化率重視 → 脱炭素経営・省エネの専門展
来場者の目的が絞られている専門展を選びます。会いたい相手が「サステナビリティ推進部門の課長以上」のように明確な場合、総合展より専門展のほうが1件あたりの商談化率は高くなりやすい。VIP来場登録の制度がある展示会であれば、その層がどれだけ来場しているかを主催者の来場者属性データで確認したうえで判断します。
③既存顧客の深耕・アップセル → 製造業向けの課題解決展
工場の脱炭素やエネルギーマネジメントを扱う展示会は、既存顧客の別部署や別工場へ接点を広げる場としても使えます。担当者に招待状を送り、会期を口実に訪問アポイントを取る運用は、新規開拓よりも成功率が高い。ブースで新しい製品ラインを見せることが、そのままアップセルの提案機会になります。
④ブランディング・採用広報 → サステナビリティ発信型イベント・自社主催イベント
企業姿勢を伝えたい場合は、発信型の総合イベントを選びます。加えて有効なのが自社主催のオンラインセミナーです。競合と横並びにならず、自社の文脈だけで語れるため、メッセージが薄まりません。展示会で獲得したリードに対して、後日オンラインセミナーへ招待する二段構えにすると、接点が途切れません。
環境・エネルギー・GX業界の展示会出展を成功させる4つの実践ポイント
出展コストを回収し、継続的な商談につなげるための4つのポイントを紹介します。

①目的とKPIを定量的に設計する
名刺獲得数、有効リード数、商談化件数、受注金額を、出展前に数値で置きます。
特に重要なのが「有効リードの定義」です。ここを先に決めておかないと、会期後の振り返りが名刺の枚数だけで終わります。予算規模、導入時期、決裁権限のうちどれを満たせば有効とするのかを、営業部門と合意したうえで当日のヒアリングシートに落とし込んでください。
②専門性が伝わるブースとデモの設計
GX商材は言葉が抽象化しやすい領域です。「カーボンニュートラルを実現します」というコピーは、来場者にとってどのブースでも同じに見えます。
削減量、投資回収年数、対応できる事業規模といった具体を1枚のパネルで示し、通路から3秒で読み取れる状態にします。そのうえで、実機やモニターで動きを見せる。抽象的なメッセージで足を止めさせるのではなく、具体的な数値で「自社に関係がある」と気付かせる構成が効きます。
③会期前後の集客とライブ配信の一体運用
事前のメール配信や広告での来場誘致に加えて、会期中のブースセミナーをライブ配信します。
効果は二つあります。一つは、来場できない見込み客にも同じ内容を届けられること。もう一つは、配信の視聴登録がそのままリード情報になることです。会場に3日間で来られる人数には限りがありますが、配信であればその制約がありません。地方の事業所や自治体の担当者にリーチしたい場合、この差は大きくなります。
④動画の二次活用と24時間以内のフォロー
講演やデモの映像は、編集して営業資料、サイト、広告に転用します。展示会のために制作したコンテンツを会期だけで終わらせるのは、投資として効率が悪い。
名刺交換した相手には、24時間以内に温度感別のメールを送ります。すぐに検討する層には具体的な提案を、情報収集段階の層にはアーカイブ動画を送って接点を維持する。この初動の速さが、後の商談化率を左右します。
まとめ:動画配信も活用して環境・エネルギー・GX業界の展示会を成功させよう
ここまで解説してきた要点を整理します。

①目的から逆算して展示会を選ぶ
リードの総量を求めるなら総合展、商談化率を求めるなら専門展。まずは商材と近いテーマの専門展から始め、成果を見てから総合展や地方開催へ広げるのが堅実です。
②2026〜2027年は開催時期の変動に注意する
会場の改修に伴うENEXの会期前倒し、GX経営WEEKからサステナブル経営WEEKへの名称変更、エコプロのリニューアル。この時期は変動が続いています。前年の感覚で予算と準備スケジュールを組むと間に合わないため、公式サイトで会期を都度確認してください。
③配信のプロに相談して1回の出展を1年使う
ライブ配信、アーカイブ、動画の二次活用まで設計できると、会期3日間の投資が年間のリード獲得資産になります。ビデオマッチングは企画段階から配信品質、当日運営、会期後の活用までトータルでサポートします。展示会とオンライン配信を組み合わせた施策をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
展示会出展をご検討の方へ
出展の企画から当日の配信・動画活用まで、まとめてご相談いただけます
「どの展示会に出るべきか決まらない」「ブースは作れても、その後の動画活用まで手が回らない」——そうしたお悩みに、企画段階から伴走します。
- 出展する展示会の選定と、目的・KPIの設計
- ブース設計、実機デモ・技術プレゼンの演出プランニング
- 会期中のライブ配信、撮影、当日運営
- 撮影素材の二次活用(商品ページ・営業資料・SNS)
展示会出展支援サービスを見る サービス内容や進め方をご紹介しています。個別のご相談はこちら
【2026-2027年版】環境・エネルギー・GX業界 BtoB展示会・イベントカレンダー
2026年下半期から2027年前半に開催される主要展示会の一覧です。会期・会場・ホールはすべて各展示会の公式サイトで確認しています(2026年9月時点)。変更される場合があるため、出展検討時は必ず最新情報をご確認ください。
| 日にち | 名称(会場) | イベントサマリ | 展示会サイト |
|---|---|---|---|
| 2026年9月9日〜11日 | 第26回 スマートエネルギーWeek【秋】/第9回 サステナブル経営WEEK【秋】 幕張メッセ | 水素・燃料電池、太陽光、二次電池、スマートグリッド、CCUSなどが集まる下半期最大規模の新エネルギー総合展。脱炭素経営 EXPO、サーキュラー・エコノミー EXPOを同時開催。 | 公式サイト |
| 2026年11月18日〜20日 | 第14回 スマートエネルギーWeek【関西】/第6回 サステナブル経営WEEK【関西】 インテックス大阪 | 西日本最大規模の新エネルギー総合展。2026年秋展(幕張メッセ)で新規開催された【国際】熱エネルギー展 -I-TEX JAPAN- を関西でも開催。 | 公式サイト |
| 2026年12月2日〜4日 | BEYOND SDGs エコプロ 東京ビッグサイト 東ホール | エコプロがBEYOND SDGs エコプロへリニューアル。エコプロEARTH、サーキュラーパートナーシップEXPOなど複数展で構成。主催は日本経済新聞社・日経BP。 | 公式サイト |
| 2026年12月2日〜4日 | 第11回 JAPAN BUILD TOKYO(建物の脱炭素 EXPO -GX BUILD- ほか) 東京ビッグサイト | CO2見える化、EV充電設備、省エネ空調、太陽光、蓄電池、サステナブル建材などが出展。建物・施設の脱炭素を扱う商材に適する。 | 公式サイト |
| 2026年12月16日〜18日 | エネルギーイノベーション総合展(ENEX2027、第21回再生可能エネルギー世界展示会、Offshore Tech Japan 2027、InterAqua 2027) 東京ビッグサイト 西1・2ホール、アトリウム、会議棟 | 省エネ、再エネ、海洋開発、水処理の4展構成。会場の大規模改修に伴う利用制限のため、例年1〜2月だった会期を前倒しして12月開催。 | 公式サイト |
| 2027年2月17日〜19日 | 第5回 製造業カーボンニュートラル展 -グリーンファクトリー EXPO- 東京ビッグサイト | ファクトリーイノベーション Week 2027の構成展。FEMS、CO2・エネルギーの見える化、再エネ、省エネ機器など工場の脱炭素技術が出展。 | 公式サイト |
| 2027年3月24日〜26日 | 第27回 スマートエネルギーWeek【春】/第10回 サステナブル経営WEEK【春】 東京ビッグサイト | 年3回開催のうち世界最大規模の春展。H2 & FC EXPO、脱炭素経営 EXPO、サーキュラー・エコノミー EXPOなどを同時開催。 | 公式サイト |
| 2027年5月12日〜14日 | 製造業カーボンニュートラル展【大阪】 -グリーンファクトリー EXPO- インテックス大阪 | ファクトリーイノベーション Week 大阪展の構成展。関西の製造業に向けて、工場の脱炭素技術を訴求できる。 | 公式サイト |
| 2027年5月26日〜28日 | 2027NEW環境展/2027地球温暖化防止展 東京ビッグサイト 東1〜6ホール、屋外実演会場 | 屋内2,200小間、屋外150小間を予定。廃棄物処理、リサイクル、水処理、環境インフラなどを扱う大規模展。主催は日報ビジネス。 | 公式サイト |
| 予定 2027年8月25日〜27日 |
JAPAN BUILD OSAKA(建物の脱炭素 EXPO【大阪】ほか) インテックス大阪 | 関西の建築・不動産業界向け。建物の脱炭素ソリューションを西日本の設計事務所、ゼネコン、ディベロッパーに訴求できる。 | 公式サイト |
※会期・会場・ホールはすべて各展示会の公式サイトで確認しています(2026年9月時点)。変更される場合があるため、出展検討時は必ず最新情報をご確認ください。