ON24とは?特徴、費用、導入すべき企業について解説!

ON24はウェビナーやオンラインイベント管理のための統合クラウドプラットフォームです。コロナ禍における新しいマーケティングツールとして注目を浴び、国内での導入事例も徐々に増えています。今回の記事ではON24の特徴、費用、導入すべき企業についてご紹介します。

ON24とは

引用:ON24公式サイト

ON24はウェビナーの配信だけではなく、AIを活用したパーソナライズ機能や、アンケートや資料を組み込んだりできる多様なインタラクティブ要素などが活用でき、視聴者エンゲージメントを促進することができます。また、リアルタイムの視聴者行動分析、主要MAツールやCRMとのデータ連携も可能なため、データ活用がしやすくマーケティング戦略にも生かすことができる統合クラウドプラットフォームです。

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ON24の主な機能

ON24(オン・トゥエンティーフォー)は米国発のウェビナープラットフォームおよび最新AI技術を活用したデジタルエンゲージメントプラットフォームです。ウェビナーやイベントをマーケティングする上で必要な機能やツールを備えています。

多様な配信形式

オンラインイベントやセミナーをはじめ、オンデマンド、オフラインイベントと融合したハイブリッドイベントなど多様な形式のイベントに対応し、最大15万人の同時視聴をサポートします。

参加者の満足度を高めるインタラクティブなウェビナー配信

ウェビナーの配信では、アンケートやWebサイト、ダウンロード可能なPDF資料などのコンテンツを配信画面に組み込むなど、25種類以上のインタラクティブ要素(投票、Q&A、チャットなど)を通じて、オーディエンスエンゲージメントを促進し、魅力的なウェビナーの配信が可能です。参加者はウェビナーを視聴しながら、アンケートに回答したり資料をダウンロードしたりできるので、オンラインイベントがより一層盛り上がり参加者の満足度も上がります。

AIを活用したデータ駆動型マーケティング

ON24の機能にはリアルタイムの視聴者行動分析とAIによるインサイト提供機能があり、個々の顧客に最適な記事やウェビナーなどのコンテンツをレコメンドできます。さらに、リアルタイム配信したものを即座にAIが編集し見逃した視聴者に送信する事も可能です。また、主要なMAツールやCRMとのシームレスなデータ連携により、取得したエンゲージメントデータを活用して効果的なフォローアップが可能です。これにより、マーケティングと営業のパフォーマンス向上、そして収益の最大化を実現します。

ON24の特徴・使い方

ON24はアカウント登録やアプリのインストールをしなくてもブラウザで利用できます。そのためウェビナー参加にとって参加のハードルが非常に低く、主催者側と参加者側のエンゲージメントの向上につながっています。ほかにも配信画面の背景画像の設定や組み込み型のアンケートなど、エンゲージメントを高める機能を多数備えています。

ウェビナーオンラインイベントから売上を上げられる組織を作るために必要なON24の特徴についてくわしく解説します。

1.ウェビナー参加者のエンゲージメントを高められる

引用:ON24公式サイト

ON24は1つの視聴画面に複数のコンテンツを組み込むことができ、さらに組み込むツールはお好みでカスタマイズが可能です。没入感を促し、よりエンゲージメントを高めることが可能になります。

視聴画面にはアンケートやプレゼン資料などの機能を組み込むことが可能です。また、自社のコーポレートブランディングのトンマナに合わせたオリジナルの背景画像などを設定することができます。

アンケートは配信中に実施できるため、リアルタイムで参加者の意見が取得できます。そのため、アンケート回答率の一定の維持も期待できます。

また、ウェビナー参加者はチャットボックスを使用して登壇者や担当者に質問をしたり、商談の予約を入れたりすることもできます。こうした機能を使って一方向配信にならないため、インタラクティブで臨場感のあるウェビナーの演出が可能となります。

2.データ分析ができる

ON24の2つ目の特徴として、「エンゲージメントスコア」があげられます。

エンゲージメントスコアとは、ウェビナー参加者の配信中の行動やツールの使用データを多角的に評価するシステムです。登録情報、視聴時間、Q&A参加、アンケート回答など、様々なインタラクションデータを統合し、10段階でスコア化します。これにより、各参加者のエンゲージメントレベルを詳細に把握できます。

引用:ON24公式サイト

ON24の製品で、コンテンツハブとしての役割を持つ「ON24 Engagement Hub」では、エンゲージメントスコアを活用して個々の顧客に最適化されたコンテンツ体験を提供します。AIを活用したパーソナライゼーション機能により、ユーザーの興味に合わせた動画やリソースを自動的に提示し、パーソナライズされた30個ほどの動画コンテンツを提供するWebページを作成できます。どの動画を視聴したのか、関心を持っている内容などのデータを取得・分析も可能です。

さらに、ON24の分析ダッシュボードは、これらのデータを包括的に可視化し、マーケティング戦略の最適化や売上向上のための貴重なインサイトを提供します。この詳細な行動分析により、より効果的なフォローアップや、ターゲットを絞ったキャンペーンの展開が可能になります。従来ではなかなか見えてこなかった参加者の行動を可視化することで、売上アップにつながる施策を検討することが可能となります。

3.自社メディア化できる

ON24はウェビナー配信後の動画データをアーカイブで残すことが可能です。残した動画データを埋め込んだWebページを作成し、自社メディアとして利用できます。埋め込んだ動画の視聴データも分析できるため、デジタルマーケティングに活用が可能です。

従来のWebメディアでは企業が作成した順番にコラムや動画コンテンツが表示されますが、ON24ではデータ分析により、顧客の興味や関心にもとづくコンテンツを組み合わせて表示することができます。関心を持った顧客が問い合わせしやすいように、チャットボットやお問い合わせフォームの設置も可能です。

ON24なら、リード獲得からナーチャリング、クロージングまで途切れることなく対応できるように設計されています。ウェビナーを自社ブランディングに使用して、インバウンドの見込み顧客の獲得につなげましょう。

ON24のプランと料金費用

ON24はウェビナー以外にハイブリッドイベントなど幅広く活用でき、英語を含む60以上の言語に対応していることから、外資系企業や国内大手企業など多くの企業から利用されています。気になる料金や価格については、用途や目的によって見積もりが変わるため公開されていません。

どのようなウェビナーを開催したいのか、ヒアリングを行ったうえで見積もりの提示が可能です。ウェビナー開催にあたり、料金や価格を知りたい方は弊社ビデオマッチングまでお問い合わせください。

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ON24を導入すべき企業

コロナ禍により、インサイドセールスを導入する企業が増えてきました。しかし、インサイドセールスはリード獲得や既存顧客のフォロー施策にまわることが多く、その後の営業やマーケティングのプロセスにうまく組み込むことができないという企業様が多く存在します。そこで見込み顧客の育成に向いている施策としておすすめしたいのがウェビナーです。

ここからはそうした観点で、ON24の導入に向いている企業はどういった企業かについてご説明したいと思います。

1.顧客のエンゲージメントを高めたい企業

顧客との深い繋がりを重視し、エンゲージメント向上を目指す企業にとって、ON24は非常におすすめです。

ウェビナーの視聴画面のカスタマイズ性にも優れ、ライブチャット、Q&A、投票、アンケートといった豊富なインタラクティブ機能により、ウェビナーを単なる情報発信の場ではなく、双方向のコミュニケーションの場へと変革できます。参加者の積極的な関与を促すことで、ブランドへの関心を高め、ロイヤルティの向上に繋げることが可能です。

2.参加者データをマーケティングに活かしたい企業

データに基づいた意思決定を重視し、マーケティングROIの最大化を目指す企業にとって、ON24は不可欠なツールです。

参加者の登録情報、視聴時間、エンゲージメント状況など、詳細なデータを収集・分析し、効果的なリードの特定やコンテンツ改善に役立てることができます。主要なMA/CRMツールとの連携により、ウェビナーで得られたデータをシームレスに活用し、ターゲットを絞ったナーチャリングやパーソナライズされたコミュニケーションを実現します。AI機能(ACEなど)を活用すれば、データ分析の効率化と高度化も図れ、より精度の高いマーケティング戦略の実行を支援します。

ON24を始めるために必要なこと

ON24を始める前に、ウェビナーを自社で開催できるスキームをあらかじめ整えておくことが大事です。目安としては月1回以上、開催できるような体制を構築しておくとよいでしょう。

ウェビナーの開催には企画をはじめ、登壇者の選定、動画配信形式の決定、動画撮影の機材を扱える人的リソースの確保などがあります。ウェビナー開催に関する体制を構築しておくことで、導入後もスムーズに運営が可能です。

ただし、ON24の機能は多岐にわたるため、すべての機能を使いこなすには専任のサポートが必要になると思います。

ON24を導入するか検討中なら

自社のDX戦略の一貫でウェビナー実施を本格的に検討されている企業も多いと思います。イベントプラットフォームを利用すればウェビナー配信に関するノウハウを共有しやすく、ウェビナーの継続開催に向けた体制の構築が可能です。「定期的にウェビナーを開催したい」「ON24でハイブリッドイベントを開催したい」などON24の導入を検討中なら、弊社ビデオマッチングにご相談ください。

弊社はON24 に精通したスタッフを多数抱えており、外資系企業や国内大手企業などへの導入支援も行っています。年間を通して継続的なサポートが可能です。動画制作や会場手配、イベント設計・企画立案などウェビナーや自社ブランディングなどご要望に応じてサポートいたします。

「ON24はどういうことができるの?」といった機能に関することでも構いません。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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