オンラインイベントの集客アイデア10選!無料と有料でできる方法を解説

オンラインイベントを開催するにあたり、集客は最も注力すべきポイントのひとつで、無料・有料を問わず活用できる様々な方法があります。

今回の記事ではそれらの方法と、どのように活用できるかといったことを紹介していきます。

オンラインイベントの集客にあたって注意するべきこと

既存顧客と新規顧客でアプローチ方法を分ける

たとえば、既存顧客に参加してほしい場合は、メールで顧客一人ひとりに案内を行い、申し込みに至らなかった方には日にちをおいて再度案内を行う、といった方法が効果的です。

反面、新規の見込み顧客に対しては、無料で掲載できる媒体には可能な限り広告を掲載し、露出を増やすことが重要です。まずはターゲットが既存顧客か新規顧客なのかを明確にすることで、取るべき集客方法が固まると言えるでしょう。

なお、オンラインイベントが一般的となり、開催の頻度を増やしやすくなったことから、ニッチなテーマのイベントも数多く見られるようになりました。そのようなイベントではターゲットのセグメントを非常に細かく設定する必要があります。

細かくセグメントされたターゲットに対してアプローチするには、セミナータイトルを極力具体的にするといった企画面での工夫に加え、細かくセグメントした対象に向けて広告を打つといった取り組みも効果的です。

申し込みやすいフォームを設ける

ウェビナー申込フォームの例

多くの場合は申し込みフォームへ誘導し、必要情報を記入してもらいます。その際スマホからでも見やすくスムーズに入力ができるフォームにする、項目は最小限にするといった工夫をすることで、フォームからの離脱を防ぎ確実な申し込みを実現できます。

申し込みの際のUXが悪いことで、ユーザーが離脱してしまうケースは非常に多いため、注意が必要です。

申し込み後の離脱率を下げる施策を準備する

申し込んだがキャンセルする、当日参加しない、といったことを離脱と定義した場合、オンラインイベントの離脱率(歩留まり)は約50%と言われています。

イベント当日までに参加者に対してイベント関連の情報をメールで複数回発信する、前日に参加方法やイベント概要の再確認連絡をするといった方法は、離脱を防ぐために効果的なので、漏らさず行うことが重要です。

高品質なクリエイティブを用意する

バナーなどに費用と時間をかけて質の高いクリエイティブを作ることは、イベントのクオリティを想起させるために重要な取り組みと言えます。

特に、登壇者の写真や、企業やサービスなどのロゴなどを積極的に活用することで、視覚的なインパクトを与え、ターゲットの興味関心アップにも繋がります。

オンラインイベントの集客方法(無料)

ある一定数の認知を獲得するには、無料で使えるツールをなるべく多く利用し、網羅的に告知を行うことが重要になります。具体的には以下のような方法があります。

自社SNSアカウントでの告知

SNSの自社アカウントで告知を主にフォロワーに対して行います。

拡散希望などと投稿文に入れることで拡散を狙うことも可能ですが、アカウント自体に一定数の拡散してくれるフォロワーがいることや、SNS運用の知識がある担当者のアサインが必要となります。

自社サイト上での告知

自社サイトの「お知らせ」などの項目にてイベントの告知を行うことも重要です。

会社自体にネームバリューがあるなどアクセスの多いサイトである場合は、もれなく行うことである一定の周知を獲得できます。

メールマガジンでの告知

既存の自社リードに対してイベントの告知を含めたメルマガ配信を行うことも効果的です。その際には、イベントの内容によって、興味を持ちそうなリードに対してセグメント配信を行うと良いでしょう。

無料のプレスリリース

無料で使えるリリースサイトへの掲載も検討しましょう。その際にはある一定の配信数があるサイトを選択しましょう。

イベントポータルサイト(無料)

イベント情報を掲載したポータルサイトでは、無料で使用できる告知スペースもあります。

各ポータルサイトのカラーなどを見極めつつ、マッチするサイトには極力告知を掲載すると効果的でしょう。下記は利用できるサイトの例です。

オンラインイベントの集客方法(有料)

費用対効果を十分に確認しつつ、下記のような有料の集客方法も検討すると良いでしょう。

メディア広告(純広)

開催するイベントと近しい内容のメディアに対して、広告枠や、記事広告として広告を購入し、イベントの告知を行います。無料よりも高頻度であったり、インパクトのある露出を行うことが可能です。

一例として、Sansan社が展開する広告サービス「Eight Marketing Solutions」では、同社の名刺管理アプリ「Eight」のデータを活用し、細かく設定したターゲットに対して、Eight内への広告掲出などを行うことが可能なため、特にニッチなテーマのセミナーを行う際などには、大きな集客の効果を得られると想定されます。

SNS広告

Facebook、Instagram、Twitter、TikTok、LINEなど、ターゲットユーザーが集客できそうなSNSを選定して広告を出稿します。

ターゲティングの精度はSNSごとに異なりますが、大まかにFacebookなら年齢層が高めでビジネス向け、Instagramなら若い人やクリエイティブ系、といったように各SNSごとの特色に合わせて予算を割り振りましょう。

有料のプレスリリース

有料のプレスリリースサイトは、配信先が大手メディアや新聞社などを抱えているため拡散力が高い傾向にあります。

リスティング広告

リスティング広告はクリック課金型のため、興味の高いユーザーに狙って広告を出すことができ、費用対効果が高いと言われます。

ターゲットユーザーが検索しそうなワードでリスティング広告を活用するためには、リスティング運用の知識がある担当者をアサインしましょう。

イベントポータルサイト(有料)

イベントポータルサイトを有料契約すると、より大きく露出できたり、興味の有りそうなユーザーへプッシュ型でのアプローチを行ってくれます。

各社特色あるサービスを用意しているので、用途に合わせて営業担当へのヒアリングなども行い、マッチするものを選定すると良いでしょう。

おすすめの集客方法

メール

イベントの告知だけではなく、申込済みの方に追加情報を段階的に送ることで、イベント参加の離脱を防ぐことができます。

また、電話や商談などで参加のご案内をかけることもできます。イベントのターゲットに沿ってリストを精査し、細やかに段階的にメールを送付することで参加を促すことが可能です。

共催(相性の良い会社と組む)

他社との共催形式にすることで、アプローチできるリードを増やすことが出来ます。

また、双方がSNSで告知することにより、共催企業のフォロワーにも認知してもらえるという相互作用も生まれます。

無料で掲載できる場所には全て掲載

集客を実現するにはある一定の露出と認知は必要です。そのためには常に無料で掲載できる媒体を把握し、可能な限り掲載するようにすると良いでしょう。

オンラインイベントを成功させるポイント

イベントの目的とターゲットを明確にする

どんなイベントで、どのような人に向いているのかを明確にすることで、企画の内容や告知の際のメッセージングも明確になります。

ターゲットが参加しやすい場所・時間帯での開催

ターゲットに合わせたイベント開催時間帯を設定しましょう。

なお、リアルとオンラインのハイブリッド型の場合、開催場所に関してもターゲットユーザーが参加しやすい場所を選定する必要があります。

参加者にとって魅力的なコンテンツを用意する

課題や悩みを解決できそうか、新しい学びや出会いがありそうか、など、イベントに参加してどのようなものが得られるのかを明確に提示しながら告知を行うことで、参加の意欲を高めることにつながります。

集客力のある登壇者(著名人など)をアサインする

その分野について著名な方に登壇してもらえれば、それだけで参加者にとってのメリットになるでしょう。

イベント内容を充実させることは言うまでもなく大切ですが、ネームバリューで集客することも効果的です。

アンケートの実施

次回イベントを開催する際の集客の参考にしたり、イベントについての満足度を調査することが出来るため、必ず実施しましょう。

一例としては下記のような質問があります。

「どのようにイベントを知ったか」を聞くことで、集客施策の確認・見直しが可能になり、「イベントの内容はどうだっか」を聞くことで、改善点の洗い出しが可能になります。

▼詳しくは、下記の資料も参考にしてください。

オンラインイベントに参加する明確なメリットが成功の鍵

オンラインイベントは気軽に参加しやすくオフラインイベントより参加ハードルは低いものの、具体的なターゲットに対して、集客時に明確なメリットを提示することが重要です。

ターゲットにとってメリットが明確なイベントであれば、参加してもらいやすくなるでしょう。

オンラインイベントの集客ならビデオマッチング

ターゲットやメリットを明確にした上で、適切な手段で適切なメッセージによる告知集客を行うことで、参加者と主催双方にメリットが有るイベントを行うことができます。

弊社ビデオマッチングでは、オンラインイベントの企画・運営代行や内製化支援を行っています。目的に応じたイベント集客のサポートも行っていますので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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