2025.03.28

【2025年最新版】ウェビナーツール比較5選|配信だけでなく“マーケティング活動”につなげる選び方とは?

ウェビナー成功のカギは「配信後」にある

近年、BtoB企業のマーケティング施策として定着してきた「ウェビナー」。しかし、“配信すること”そのものがゴールになってしまっていませんか?

もちろん、ウェビナーは見込み顧客との接点づくりや、商品・サービスの認知向上に効果的な手段です。ただし「情報を伝えるだけ」の施策に終始してしまえば、その成果は限定的。真に成果につなげるためには、ウェビナーを“マーケティング活動の一環”として捉える視点が不可欠です。

配信の中身だけでなく、視聴データの取得・活用、そしてCRMやMAとの連携といった仕組みまで含めて設計することで、初めて営業活動への接続やリードナーチャリングが実現します。

そこで本記事では、2025年の最新トレンドをふまえて、マーケティング成果につながるウェビナーツールの選び方とおすすめ5選をご紹介します。

なぜ「配信するだけ」では意味がないのか?

ウェビナーの目的を「情報発信」だけに限定してしまうと、営業部門との連携や、視聴者の検討度に応じたアプローチが後回しになってしまいます。

一方で、マーケティング成果につなげている企業は、以下のような観点を大切にしています。

このように、「誰が」「いつ」「どれくらい視聴し」「どんな反応を示したのか」というデータの活用こそが、ウェビナーROIの最大化に直結するのです。

ウェビナーツールで取得できる主なデータとは?

マーケティング視点で見ると、以下のようなデータが非常に重要です。

データ種類内容活用例
視聴ログ誰が・いつ・どのセッションを視聴したかホットリードのスコアリング、視聴率分析
エンゲージメント情報チャット・Q&A・アンケートなどの反応内容インサイト抽出、コンテンツ改善
離脱率・再生位置どこで視聴離脱したか、どこを繰り返し見たかスライド改善、構成調整

こうした情報をマーケティングオートメーション(MA)や営業支援ツール(SFA)に連携することで、見込み客育成や個別提案の精度が格段に向上します。

ZoomやYouTubeでは限界がある理由

ZoomやYouTube Liveのような一般的な配信ツールは、手軽さが魅力ではありますが、マーケティング視点では機能が不十分です。

課題Zoom / YouTubeの制限
視聴者の特定が困難誰が視聴したかまでは追えない
詳細データの取得不可再生位置や離脱タイミングの取得が難しい
営業活用に非対応MA・CRM連携ができないケースが多い

とくに、インサイドセールス部門と連携した“スコアリング施策”や“ナーチャリング”を行うには、より高機能な専用ツールが不可欠です。

マーケティングに強いウェビナーツールを選ぶ3つの視点

では、どのようなポイントでウェビナーツールを選べばよいのでしょうか?
重要なのは以下の3つの観点です。

1. 視聴データの取得・分析が可能か

細かなログが取れ、視聴者ごとの行動履歴や視聴完了率を把握できるか。これにより、営業アプローチの優先度づけやコンテンツ改善が可能になります。

2. CRM・MAとの連携機能があるか

取得したデータをHubSpotやSalesforce、Marketoといった既存ツールにスムーズに連携できるかが、運用のしやすさに直結します。

3. ホットリードの抽出とナーチャリング設計に対応しているか

アンケート結果や行動データからホットリードをスコアリングできる機能、ウェビナー後の育成シナリオ設計が行えると、営業活動との接続が容易になります。

【2025年最新版】マーケティングに強いウェビナーツールおすすめ5選

ここからは、上記の観点を満たす“マーケティングに強い”ウェビナーツールを厳選して5つご紹介します。

1. ネクプロ|国産ならではの柔軟性とMA連携

おすすめポイント:

注目機能:

2. ON24|エンタープライズに最適なグローバル実績

おすすめポイント:

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3. V-CUBEセミナー|配信の安定性と操作性のバランス

おすすめポイント:

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4. EventHub|イベント連携に強く、集客とマーケを両立

おすすめポイント:

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5. Bizibl|中小企業に優しいコスパと機能の両立

おすすめポイント:

注目機能:

まとめ|「配信だけ」で終わらせない設計が重要

今や、ウェビナーはただの「一回のイベント」ではなく、マーケティング・営業と連携した“プロセス全体の設計”が求められる時代です。

ツール選定の段階から、視聴データの取得・分析・活用、CRM/MAとの連携までを見越した選び方をすることで、参加率・コンバージョン率・リード獲得数に明確な差が生まれます

本記事で紹介したツールを参考に、ぜひ「成果につながるウェビナー設計」にチャレンジしてみてください。