ON24 Webcast Eliteの魅力を徹底解説!主な機能、導入メリット、活用事例をご紹介

ウェビナーやオンラインイベントの普及が加速する現代社会において、企業がビジネスパフォーマンスを向上させるためのツールとして、「ON24 Webcast Elite」が注目を集めています。しかし、いざ導入を検討するとなると、その機能やメリットが把握しきれず、戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回の記事では、ON24 Webcast Eliteが提供する主な機能や導入によるメリット、さらには実際に活用されている事例について詳しく解説していきます。
目次
ON24、ON24Webcast Eliteとは?

画像引用:ON24公式サイト
ON24は、ウェビナーやデジタルイベント運営業務の一元化と、効果測定やデータ取得を可能にするツールです。企業や団体がオンラインイベントを成功させるためには、参加者のエンゲージメントを高めることが不可欠ですが、ON24はその役割を果たすための強力なパートナーとなってくれます。
ON24が提供する製品の1つであるON24 Webcast Eliteは、オンラインイベントやウェビナーの配信を中心に設計された製品です。25以上のインタラクティブなツールを搭載しており、これらを活用することで、顧客のエンゲージメントを効果的に上げることができます。
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ON24 Webcast Eliteの主な機能

ON24 Webcast Eliteにどのような機能があるのか、ご紹介します。
【ウェビナー】
・ライブ配信
・オンデマンド配信
・擬似ライブ(simulive)
【エンゲージメント促進】
・ライブ投票
・リアルタイムQ&A
・参加者チャット
・評価ボタン
・アンケート
・ミーティング予約
・メディアプレーヤー
・自動キャプション生成
・ブレイクアウトルーム
【ハイブリッドイベント】
・QRコードチェックイン
・ハイブリッドブレイクアウトルーム
これらの機能を活用することで、イベントの運営をより効率化し、顧客エンゲージメントを最大限に高めることができます。
ON24 Webcast Eliteの導入メリット
ON24 Webcast Eliteはウェビナーやオンラインイベントの運営を効果的にサポートし、企業の成果に貢献する重要なツールです。ここからは、ON24の導入メリットについて紹介します。
メリット1. 効率的なウェビナー運営とエンゲージメントの向上
ON24 Webcast Eliteを導入することによる最大のメリットの一つは、ウェビナーの収録、配信、管理が一括して行えることです。リアルタイムでのライブ配信はもちろん、録画されたウェビナーをいつでも視聴できるオンデマンド配信、ライブ感を演出しつつ事前に録画したコンテンツを配信する擬似ライブなど、様々な形式に対応しています。
また、ウェビナーへの参加を促進するための登録ページ作成や参加者へのリマインダーメール送信、顧客のセグメント分け、ウェビナー画面のデザインカスタマイズなど、ウェビナー開催に必要な機能を一元的に提供します。これにより、企業はウェビナーの業務プロセスを一元管理できるため、効率的なイベント運営が可能となります。
メリット2.エンゲージメントの向上
ON24 Webcast Eliteでは、投票、質問、評価ボタンなどのインタラクティブな機能を通して、参加者のエンゲージメントを高めることができます。これにより、イベントの質が向上し、参加者の満足度を高めることができるでしょう。
さらに、ON24 Webcast Eliteはオンライン参加者とオフライン参加者の繋がりを創出できるプラットフォームでもあります。これにより、オンラインイベントやオフラインイベントが同時に開催されるハイブリッドイベントの運営にも対応でき、参加者全体のエンゲージメントを高めることが可能です。
メリット3. データ活用による成果最大化

画像引用:ON24公式サイト
ON24 Webcast Eliteの導入により、セミナーをオンライン化するだけに留まらず、データの収集と分析の強化が可能になります。
例えば、試聴時間やウェビナー中の行動データを取得できるため、参加者の興味や関心を把握することで、それに応じたコンテンツやフォローアップを展開できます。分析はウェビナー毎、ウェビナー全体、視聴者個人、企業レベル単位で行えます。
また、HubSpot、AdobeMarketoEngageといったMA(マーケティングオートメーション)や、SalesforceといったCRM(顧客関係管理)ツールと連携することで、ウェビナーやイベントで得たデータをマーケティング戦略や営業活動に活かすこともできます。
ON24 Webcast Eliteの活用事例
ON24 Webcast Eliteは、ウェビナーやデジタルイベントの運営において、多くの企業や組織で活用されています。
ここからは、ON24 Webcast Eliteを導入した企業の事例の一部をご紹介します。
事例1. ServiceNow
ServiceNowは、これまで無料のビデオ会議プラットフォームを使用してウェビナーを実施していましたが、規模を拡大できない問題に直面していました。さらに、分析やレポート機能がなかったため、フォローアップのメッセージを調整したり、イベントのフィードバックを収集したり、パートナーとの関係を深めたりすることが難しい状況にありました。そこで、さまざまな種類のイベントを大規模に実行でき、ウェビナーのデータの収集や活用が容易にできるプラットフォームが必要となり、ON24 Webcast Eliteの導入を決めました。
ON24 Webcast Eliteを活用することで、ServiceNowは自動翻訳機能およびキャプション機能や、さまざまなタイムゾーンの視聴者向けにオンデマンドコンテンツを提供できる機能を利用し、ウェビナープログラムの提供を複数の国・複数の言語に拡大することができました。
また、収集したデータを抽出、整理、活用する時間が圧倒的に短縮できるようになり、さらにウェビナーのデータを参照することで、製品の機能改善やウェビナーのトピックの決定に役立てています。
>How ServiceNow scales its partner webinar program 78% and saves months of work with ON24
事例2. Roche
Rocheは、ヘルスケア分野でトップの研究開発企業として、世界中のさまざまな地域の医療専門家を支援してきました。従来は、さまざまな国を訪れ専門家と直接会うことで情報を提供していましたが、時間と費用がかかり非効率であることが課題となっていました。
そこで、Rocheはウェビナーを活用することを決定し、ON24 Webcast Eliteを導入しました。これにより、世界中の医療提供者に最新情報を効率的に伝えることが可能となり、ON24エンゲージメントスコアを使用して、ウェビナー参加者がアンケートなどのインタラクティブ機能にどのように反応しているかを把握し、患者ケアの改善に対する関心があるかどうかをスコアで測れるようになりました。
さらに、ウェビナーを通して専門家と現場の医療専門家の間でオープンな議論を促進し、専門家と日々の患者ケアに携わる医療従事者との間のギャップを埋めるという目標を達成しました。ON24ウェビナーで学んだことに基づき、76%以上の医療従事者が日常業務の改善に取り組むという成果を上げています。ON24を通じてコミュニケーションギャップが解消されたことで、世界中の癌患者にとってより良い治療と迅速な診断が実現に近づいています。
詳細:How Roche uses ON24 webinars to improve patient outcomes worldwide
まとめ
本記事では、イベント管理プラットフォームであるON24 Webcast Eliteについて、その概要、主な機能、導入メリット、そして活用事例をご紹介しました。ON24 Webcast Eliteは、ウェビナーやデジタルイベントの企画・運営を効果的にサポートし、顧客エンゲージメントを最大限に高めることができるツールです。
ON24 Webcast Eliteの導入を検討中であれば、ぜひ弊社ビデオマッチングにご相談ください。支援実績が豊富なため、導入から運用まで伴走し、最大限活用するためのアドバイスを提供いたします。